「素直な心といい顔に」

標準
◆桜は春の兆しを感じたら咲き始め、周りの枝と足並みを合わせながら、一生懸命咲き、時が来れば散っていく。
その潔さが私の心を揺さぶる。

◆この時期は入学式や卒業式。
新入社員に対して定年退職者もいる。
その時々に歓迎の言葉や送別の言葉が贈られるが、その贈る言葉に励まされ元気をもらった人も多いのでは。
小生もこれまで上司・先輩・朋友から頂いた言葉で、「素直な心を忘れない」「顔を大事にするように」という言葉が今も胸中にある。

◆人生いつも照る日ばかりでない。
このような時にどうしても、俯いたり、後ろ向きになるが意識して立ち向かっていく勇気と元気・根気が必要である。
立ち向かうためには、素直な心、考え方が大事である。
この素直な心や何事にも挫けない気持ちを持ち続ける人は、苦境に立ち入った時には、誰かが助けてくれる。

◆仕事を進めていく上で、大事なことが一つある。
仕事や生活の中で、無駄や遊びがなく雁字搦めになると、余裕がなくなり、息苦しく長続きしない。
車のブレーキにも遊びがあるように、人の心にも遊びという余裕があってこそ、楽しさや嬉しさが倍加するものだ。
とかく真面目人間や心の狭い人は、この事がわからず自己満足に走りやすい。
心に余裕がある人、能力的に余裕のある人は、スマートに人生を謳歌している。

◆人間として生まれ、いかに心豊かに生きるか。
価値観の違いで人それぞれ色々な見方があるが、ただ、言えることは、思いやりに厚く、素直に生きている人は、どの人を見てもいい顔をしている。

◆人間老いると、姿形は変化してくる。
誰が見てもいい顔している人はそれなりに風格に現れる。
一時的に作ろうとしても出来ないのが、人の顔である。
人間心豊かに生きていれば必然的にいい顔になると思う。

◆「立場が人を作り・育てる」と言われているが、正にその通りで、一段高い所で苦労・努力することで、顔に歴史が刻まれ、「いい顔」になってくるでは。
大事なのは「素直な心」で志をもって、持ち場・立場で全力を尽くすことではないだろうか。

◆小生は今回かなりハードルの高い議長という立場を頂いた。
素直な心と高い志をもって、いい顔になるべく努力したい。