「強い志は道を拓く」

標準
◆「今、伊能忠敬に何を学ぶか」のテーマで童門冬二氏(どうもんふゆじ・87歳)の講演を聞いた。
今回の講演は50歳にして強い志を持って起ちあがり、日本地図の完成という偉業をなした忠敬翁の生き様や足跡を作家独自の傑出した話術で展開された。

◆忠敬翁は第二の人生を綿密に準備(計画)し着実に実行した。
周りから認められた能力に加え、生まれ持った人柄の良さが人望を高め、また、やるべきことは精一杯やりきるという性格が効を奏したと思う。

◆忠敬翁成功の根幹は、
一、相手の立場になって考える優しさや思いやりの心「恕」(じょ)の精神を持っていた事
二、今いる所で、今できることを一所懸命やった事
三、「この人が言うなら」という信頼を得た事
この三点が童門氏が伝えたかった真髄ではなかろうか。

◆童門氏は東京都職員を52歳で退職し、念願の小説家になった。
童門氏との出会いは、これまでに書籍の中で何度かあった。
「今いる所で、今やれることを一所懸命やることが大事だ」と童門氏は常々言っておられた。
また、人生3つの覚悟として、「うそをつかない」、「周りの人の意見を聞く」、「誠を尽くす」ことが大事だという。
奇しくもこの3つは「私の政治姿勢」に合致している。
今やらねばならない事を、全力を尽くして実行する事も同じだ。

◆私も定年を前に、皆さんから支えられ議員に立った。
今、70歳にして、人生これからが大事との思いで「元気で魅力あるまちづくり」を掲げ、 4期目に挑戦という強い志を立てた。
これまで培った力(先見性、洞察力や実行力)、や物の見方(長い目で見る、多面的に見る、根本的に見る)で活動すれば、必ずや皆様のご期待に沿えるものと確信します。

◆「講演」を聞くことは良いものだ。
人生の先達の思いを労せず享受できる。
私が崇敬していた誌上の童門氏との初めての出会いに感動している。
皆さんも「講演会」には機会があれば積極的に参加し、いろいろな出会いを見つけてみては如何でしょうか。
必ずや良い事が待っていると思う。

◆講演から学んだことは、「強い志あるものは挑戦する。挑戦する人には道は拓ける」ということと、「志を立てるに遅きはない」ということ。
先ずは遅咲きの伊能忠敬翁の生き様に乾杯といきたい。