「感動を大事にしたい」

標準
◆大晦日の紅白歌合戦で「ヨイトマケの唄」の視聴率が最高だった。
美輪明宏さんの唄には日本人の心の本質が歌い込まれていた。
時代背景を知らない若者たちからも絶賛。
美輪さんの真摯な心から出る歌声は、暫しの時間だが大きな感動を与えたのではないか。
今もヨイトマケのCDが売れているという。

◆人は本質(心)から出る言葉や行動に感動や感謝・感激を覚える。
その受け方は程度の差こそあれ違った形で行動に出てくる。
それが恩師や先達との出会いであったり、書籍や友人であったりする。
身近な所ではテレビやラジオ、更には子どもや孫達の一挙手一動であったりする。
人生において、私たちは本質を見失わない言動・行動がいかに大切であるかを改めて知らされた。

◆私たちはこれらの大切な感動・感謝・感激を無償で享受しているが、それを日頃、地域社会や家庭生活の中でどのように活かしているかが更に大事なことではないか。

◆元旦のテレビ番組「御鑓拝借~酔いどれ小籐次留書」。
冴えない初老の下級武士が大名行列に一人で立ち向かい、主君への忠義を果たすという剣豪活劇番組だった。
これをただの「剣豪活劇」として見たのか、また、その番組の本質、「人は恩義を受けた人のため、死をも厭わない、武士の一分」をどのように視てとったか。
私は後者のその本質に感動を覚えた。

◆感動をどう生かすか。
たかがテレビ。されどテレビの視方で人生の手本にもなる。
昔風に言えば、「一宿一飯の恩義」、人は苦しい時に助けてくれたことは終生忘れない。
「受けた恩は石に刻み、かけた情けは水に流す」、日本人の心意気が欲しいものだ。

◆正月から初詣で感謝し、初孫の笑顔に感激、親友からの賀状に元気と感動をもらった。
身近な地域社会の中で、「小さな親切、小さな大切」がいかに大事かを知り、自らが多くの感動や感謝・感激を与え、また受けられるように心したい。
これからも感動を大事に「至誠一貫」、地道に活動していく所存です。