「決断と責任」

標準
◆17年前の日記を繙く。
この年は阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生している。
その時の思いに馳せながらページをめくっていると、あるタイトルに目が止まる。
「決断と責任」とある。
そのなかで、
強い決断力はリーダーの条件である。
判断の良否はその時点では分からない。
自らが正しいと判断し、責任が取れることで決断することが大事だ。
ここで二の足を踏み決断が遅れたり、間違った判断では、その後の有り様が変わる。・・・中略
人生、「自分が責任を取る」という決断なければ、何も恐れることはない。
思い切った決断をしていこう。
と結んでいる。

◆さて、紆余曲折はあったが、「消費税増税」を成立させた野田政権。
不退転の決意は党の分裂という大きな代償を払ったが、「決められない政治からの脱却」の第一歩を踏み出す。
混乱混迷の国会をまずは正常化し、再生した民主党が「決められる政治」で積み残した課題を解決し、国民の期待に応えてもらいたい。
これこそ「決断と責任」ある政治と言える。

◆今、日本は強いリーダーが求められている。
かのナポレオンは「ライオンに統率された羊の群れは、羊に率いられたライオンの群れに優る」と言っている。
まさしく危機的状況では「決断ができる強いリーダー」が求められる。

◆最近のマスコミにも問題があると思う。
言論の自由とはいえ、著名人でも相手の気持ちを思いやる心もなく、大衆受けを狙っての言いたい放題には情けなく思うのは私だけか。
物事は多面的・多角的・長期的に見ることが大事で、一局面からの快い言葉に惑わされることなく、公正・公平な判断をしたいと思う。

◆今回の震災対応で規模の違いはあるものの、地方自治体や地方議会においてもリーダーの真価が問われた。
想定外の出来事が多い中で課題・問題はあったが、大きなトラブルもなく対応できた自治体は強いリーダーと補佐役がうまく噛み合ったものと推察できる。

◆危機的状況では、いろいろな局面でリーダーの手腕が問われる。
リーダーの資質によって周りの命運が左右されるだけに、リーダーを選ぶときには「決断と責任」の取れる人を選びたいと思うが、皆さんはいかがなものですか。