「『志』を立てる!」

標準
◆定年して趣味もなければ仕事もない。
このままでは「粗大ごみか濡れ落ち葉」になりかねない。
一念発起!
志を立て、油絵を始めた。
途中挫折しそうになったが、「センスがある、絵心がある」とおだてられ、「豚もおだてりゃ木に登る」で、9年経った現在も続く。
郷土の偉人、伊能忠敬先生は50歳で「志」を立て、江戸に出た。
優れた天分(知力・気力・体力や統率力など)で、難題の日本地図を完成させた。

◆宇井市長は「志」を立て、市長選に立候補。
選挙戦において、「真っ白な新しいキャンバスに皆さんと共に、香取市のあるべき姿を描きたい」、またいくつかの公約を力説されていましたが、この公約こそが政治家としての「志」だと私は思いたい。

◆「市民協働のまちづくり」「将来に向けた香取市の揺らぎない基盤づくり」をモットーに、3年間で培った行財政基盤をベースに香取市というキャンバスに「総合計画」というあるべき姿の絵を描いた。
言い放し、やり放しの多い政治家のなかで、「自治区長は置かない」は直ちに実行、また、農業が基幹産業である香取市で、「一般財源に占める農業予算を10%に引き上げる」も公約通りに予算化された。
その有言実行の実績は評価できる。

◆しかし、未完の公約として難題中の難題である「病院の回復」がある。
現在、公立病院改革プラン案が策定され、改革プランに沿った計画が始まっている。
病院の健全化には時間が掛かるし、金もいる。
また、意志や看護師の確保も必要だ。
簡単には解決しない。
首長として「病院の回復」を次なる「志」としてもらいたい。

◆国レベルの課題・問題は別として、今、私たちにできる活動が求められている。
すでに一部では病院のボランティアや地域の見守りネットワーク活動など、直接・間接的に活動されている。
これらの輪を更に拡げ、病院の回復に弾みをつけてもらいたいものだ。
香取市に住んで良かったと老若男女から言われるには、なんとしても「病院の回復」だ。

◆「志」を立てるに遅きはない。
因みに私の小さな「志」は、将来小さなギャラリーで個展を開くことであり、公人としては「眞」を貫くことである。