「ちょっといい話」

標準
◆最近、地方自治体も生活者起点とか住民優先ということで、住民サービスを重視した事業が多く推進されている。
住民の皆様に安心・安全を与える対応(住民サービス)が何よりも大切という精神だ。
役所に来られる多くの人は、頼み事や許認可を受けに来られる人だ。
笑顔あふれる優しい一言や、明解な対応をしてくれる職員に、感謝や感激を覚えるものである。

◆住民サービスといえば、こんなことも言えるのではなかろうか。
当市役所のエレベーターの片隅に、腰掛椅子が設置されている。
これは「ちょっとしたいい話」では。
過日、あるホテルで設置されていたアイデアを戴いたものだ。
エレベーターの利用者には足の悪い方や体調不良の方がおられる。
そんな方にとっては本当に助かる。
「目配り・気配り・心配り」が聞いたサービスの最たるものだ。
庁舎を訪れた人にとって、この何気なく置かれた腰掛椅子に、香取市の気配り、おもてなしの心の一端が伺え、好印象がもたれるのでは。

◆ホテルの行き届いた心配りは「お客様の満足度向上」、市役所にあっては「住民サービス向上」と考えれば、お金をかけなくても職員の住民への思いやりが通じるものだ。
とはいえ、この提案が実現までに一年かかったのはいただけない。
役所の事業は、一般的に企画にはじまり、立案、設計、施行、完成に至るまでかなり時間がかかる。
石橋を叩いて実行されるとは聞いていたが・・・

◆最近の事業計画の進捗を見ていると時間の遅れが目立つ。
時間が遅れた分、機会損失になるというのが民間企業の経営感覚である。
これから「香取市総合計画」に基づき、大小様々な事業が推進されていくが、あまり時間をかけすぎていては、効果もありがたさも半減する。
機会損失も考慮したなかで、やりたいこと、やらねばならないことは、積極果敢に実行してもらいたいものだ。
住民の声なき声として、住民サービス向上の声が聞こえてくる。
「新生香取市を頼むぞ」の声が!