「困ったとは言わない」

標準
香取地域医療は衰退の一途をたどっている。
医師不足や病院施設の老朽化に加えて大きな赤字体質等、「困った」の一言に尽きる。
このままでは「座して死を待つ」、両病院の縮小や撤退が懸念される?
現実に同じように困っていた自治体で、県立と市立病院の統合を事業化し、医療危機を脱した事例が全国で3箇所ある。
やれば出来ると言うことだ。

「困った」と言うことでは、こんな話がある。
明治維新、坂本龍馬が万策尽きていた頃、陸奥宗光は龍馬を励ました。
「長州の高杉晋作はまるで雲に乗った孫悟空ですよ。雲から落ちて絶対絶命に立ち至っても、再び雲を呼んで、また、三千世界を駆け巡る。二千年来の英雄児ですな」と。
更に、長州人に言わせると、高杉の秘術のタネは一つだそうで、それは「困ったと言う事を金輪際言わない」ということだったそうだ。
晋作は「男子は決して困ったという言葉を吐くな」と平素より父から教えられていた。
どんなことでも周到に考え抜いた末に行動し、困らぬようにしておく。
困ったと言った途端、人間は知恵も分別も出ないようになってしまう!というのが高杉の考えだった。
「人間窮地に陥るのは良い。意外な方角に活路が見出せるからだ。
しかし、死地に陥ればそれでお終いだ。
だから俺は『困った』の一言は吐かない」と高杉は陸奥宗光に言ったそうだ。

時代にずれはあるものの、私たちの周りには、事の大小、立場の違い等あるが、「困った」事象は沢山ある。
私もこの一年、住民として見た「市政の困った問題・課題」について一般質問をさせて頂き行政サイドを質してきました。
地域医療、逼迫した財政、安心・安全のまちづくりへの方策、防災、商工業の活性化、教育問題等々。
これらについて、行政サイドの真摯な対応に感謝しているが、まだ、多くの課題・問題を残こしている。
また、これからも出てくる。
これらを関係者は「困った」と言わないで、情熱を持って果敢に挑戦して頂きたい。

私も年初に当たり「困ったと言わない」決意で議員活動に邁進したい。