「機会損失」を知る!

標準
議会の答弁において「鋭意努力します、検討します」は、あまり期待できないと、ある先輩議員から聞いた。
事ほど左様に「民間の経営感覚や手法を導入して、効率的な行財政改革を行います」という答弁もよく聞く。
機構改革やIT化、コンピュータ化が進められている中、民間と官公庁の大きな違いは、事業化へのスピードの違いではないだろうか?

民間企業は利益やサービスの向上につながる事業は即実践することで、機会損失(本来、利益等が得られる機会を失うことで、潜在的利益を失う)を最小限にする。
効果ある事業や施策が遅れた分、住民は我慢を強いられたり、無駄なことに税金が使われる。
行政の事業化にはスタートまでに時間をかけすぎるきらいがある。
民間企業であれば死活問題である。

例えば、年に1億円の効果が期待できる事業であれば、3年遅れると3億円の機会損失ということになる。
人の命が救える事業であれば、遅れた期間、人の命が失われているとすれば、機会損失の大事さがわかる。

今後、住民サービス事業や安全・安心を確保する事業がどんどん出てくる。
住民のためになる喜ばれる事業、効果ある事業・施策はスピードをあげて実施し、機会損失を最小限にして頂きたいものだ。

香取市は新体制になって1年半。
合併という過渡期を乗り越えたかに見えるが、平成18年度の決算を見る時、大小の課題や問題(病院・福祉関係、学校の耐震化・給食センター、文化会館水道事業、交通体系の見直し、公共料金の統一等々)を抱える。
舵取りは困難を極めるものがあるが、香取市のあるべき姿(基本構想や集中改革プラン)に基づき、住民が納得のいく「安心・安全のまちづくり」を推進していかねばならない。
その時には、民間の経営感覚・手法を取り入れるという観点から、機会損失を忘れないで欲しい。

小生も民間企業で培った見方・考え方で、チェック機関としての議会において、しっかり発言して行きたい。